検診から帰ってきた金曜日、土曜日

出血量は生理2日目を思わせるくらいとても多かった

トイレに行くたび

大きなため息だ


腰はとても重く

下腹部も痛い


トイレと食事にのみ起き上がったけれど

起き上がるにも

歩くにも

前かがみ姿勢

とてもぎこちない


土曜日の夕方だった


トイレに行くと

何かが出たような気がして

先生からの

「赤ちゃんが出てしまったら・・・」っと言う言葉が頭をよぎった


「出てしまったら・・・」って

どんな感じなんだ?




オリモノが出たのか

血の塊が出たのか

万が一「赤ちゃん」であった場合には申し訳ないけれど

何が出たのか自分ではわからなかったし

確認するのも怖くて

・・・うん 

認めたくなかった感じかな



日曜日午後になって

ようやく出血が治まってきた

毎回たくさん血がついていたナプにも

ほとんど血がつかなくなって

少し安心

なんとなく

その頃から腰の重さや下腹部の痛みが和らいだ



夜になってその安心が不安に変わり始めていた



土曜日の「何か出た」感じが頭をよぎり

赤ちゃんがお腹にいないから

楽になったのではないかと考えるように・・・


月曜 朝一番で予約を変更してもらって見てもらった


内診台にあがって

エコーが見えるようにっと部屋が暗くなっても

モニターを見る勇気はなく

目を閉じていると

先生が「あっ!」と一声短く声を発したのを機に

オイラもゆっくり目を開けてモニターを見ると・・・


そこには赤ちゃんがまだいてくれた


金曜日 破水して

歪になっていた卵膜が

少しだけれど形を取り戻しているかのように見えた


「先生?・・・」



「赤ちゃんは元気ね」



「人間の体っていうのはどこか悪いところがあると

自分で治そうとしてくれるから・・・」っと



改めて赤ちゃんの生命力と

人間の自然治癒力に驚かされたとともに

感動した



これにオイラも応えてあげなければ!!!



「赤ちゃんは頑張っている


問題はその周りの環境ね。


でもこれは時間しか解決できないから

しばらくは絶対安静 

様子を見守っていくしかないのよ」っと



半ば諦めていたオイラが恥ずかしくなった


赤ちゃんは頑張っている


オイラも頑張らなくては



安静を保てれば無事に育つかもしれない

っという希望が出てきたので

日本のばぁばに急遽お手伝いをお願いし

2週間ずつ交代できてもらえることになった


ばぁばに来てもらうまでの4,5日は

パパも半日お休みをもらったり

出張を先に延ばしたりして調整をしてくれたり

毎朝お姉のお弁当作りや家事もこなしてくれていて

とっても大変そうだったのでパパにとっても一安心




そして3週間の自宅安静の末

先週末の検診で

ようやく安静解除・外出許可がおりました


赤ちゃんは順調に育っていて大丈夫




エコーでは

血かどうかわからないけれど

とにかく赤ちゃんの袋と同じくらいの

大きな液体の塊がすぐそばに



血であれば出てきてたり

徐々に吸収されていくはずなのだけれど

この3週間出血もなく

吸収されてもいかず

大きくなっていること



もしかすると

羊膜が別れて二つになっているかもしれない

っということだけれど

赤ちゃんはきちんと守られているから大丈夫

ただ今後この液体の塊がどうなっていくのか様子を見ていくしかないと



その塊が悪さをしないように

オイラも無理をせず

大事にしていきたいとおもいます